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エルマルコとポリナノテックが相互協力協定締結

05.11.2010


エレクトロスピニング用ポリマー調製等の研究開発を行うポリナノテック(PNT、ドイツ・ギーセン)とナノファイバー量産装置メーカーのリーディングカンパニー、エルマルコが2010年11月2日相互協力協定を結んだ。この協定では、ナノファイバー製品を効果的に製造するための技術的ソリューションを各産業向けに提供することを目的としている。

エレクトロスピニング法はナノファイバーを製作するためのキーとなる製造法である。そのため、大学等の研究機関だけでなく企業の研究者も注目し開発を行っている。エレクトロスピニング法の中でもエルマルコの特許技術「ナノスパイダー」はノズルを用いず高電圧のかかった液体表面からファイバーを放出させるユニークな方法であり、その技術を用いてエルマルコはノズルや針、突起物のないナノファイバー量産装置を開発した。また、「ナノスパイダー」技術によって様々な種類のポリマーからナノファイバーを製造することも可能となった。

ポリナノテックは現在のところエレクトロスピニング向けのポリマー調製をビジネスとして行う唯一の企業であり、ドイツのマールブルグ大学(トランスMITのビジネスユニット)とも研究を行うなど学術面でのバックグラウンドも確かである。そして、エルマルコとポリナノテックが協力協定を結ぶことにより、学術的研究のみならず最終的にはエレクトロスピニングによる効率的なナノファイバーの量産システムを主要なマーケットで展開する予定である。今回の協力協定によって最先端のポリマー調製によるソリューションやエレクトロスピニング法によるナノファイバー製造装置など、どの産業にとっても今後有益となる結果が期待できる。

■エルマルコについて

エルマルコは量産型ナノファイバー製造装置を製造・販売するパイオニア企業。業界をリードする企業・大学・研究機関との連携により現在の成功に至る。エルマルコ独自の特許技術「ナノスパイダー」によって簡便な操作性、拡張性、モジュール性、柔軟性が実現され、高品質なナノファイバーの製造が可能となった。さらに、立地条件が良いことから流通や技術の知識を生かし、半導体産業を視野に入れた装置とサブシステム向けに、高コストパフォーマンス且つ高性能な製造アウトソーシングサービスを提供している。本社はチェコ共和国のリベレッツにあり、2つの営業拠点は東京とアメリカのローリーにある。従業員数は全世界で約250人、そのうち研究開発員は45人。
さらに詳しい情報はこちらまで:www.elmarco.com.

■ポリナノテック(PNT)について

ドイツ企業トランスMITのビジネスユニットであるポリナノテック(ドイツ・ギーセン)はエレクトロスピニングよるナノファイバー製作用のポリマー調製を行う初の企業。マールブルグ大学や他企業との連携を通じてポリマー調製、メルト・エレクトロスピニング法を研究している。また、研究は安全性、高生産性、ナノファイバーのクオリティーに重点を置いて行われている。有機抗菌剤等へ用いられる特殊なポリマー化合物に関してもスピニング、メルトブローン共に高付加価値なマスターバッチ処理を提供している。