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ナノファイバー国際会議のプログラムが決定

27.07.2010


8 月30日から9月1日にアメリカ合衆国ノースカロライナ州のローリーで開催されるThird Millenniumのナノファイバー展で、ナノファイバー業界における世界のリーダー達が一同に会し、製品化可能な新しい不織布と機能テキスタイルのための最先端のファイバー形成技術について討論が予定されています。

「不織布協会は常に基礎科学と新製品のコンセプト、そして産業のリーダーをとりまとめる責任がありました。私たちはこの国際会議をエルマルコ社と共同で主催することに非常に多くの期待を持ち、そしてMr. Maresと彼のチームがここアメリカで国際会議を主催することに感謝します。」と協会のExecutive Director のDr.Behnam Pourdeyhimiは話しています。今年で3年目になりますが、過去2回のナノファイバー国際会議のイベントはエルマルコ本社のあるチェコ共和国のプラハで開かれました。

国際会議をプラハからローリーに移したことにより開催地には大きな変化があるようですが、国際会議のパートナーのエルマルコ社にとっては恒例の行事です。エルマルコ社は、ナノファイバーを作る工程としては主流の電界紡糸装置を、世界で初めて産業規模レベルでも製造出来るようにした装置メーカーです。エルマルコ社は2008年のはじめにノースカロライナのState's Centennial キャンパスにUSオフィスを開設し、現在はRDU空港の近くのモリスビルにオフィスを設けています。

プログラム委員会のメンバーは学術と産業の両面より、すなわちシカゴのイリノイ大学やアクロン大学のような電界紡糸の最高機関と Flanders Corporationや Freudenberg Nonwovens、そしてHollingsworth and Voseのような大規模産業の会社が混ざり合って選出されました。「選考委員会、そして参加されるすべての方たちに感謝いたします。素晴らしいイベントになるに違いありません。」と、エルマルコUS支社のCEO、Kenneth Donahueは述べています。

2日半にわたって、発表者は高品質のファイバー構造や測定方法、テスト方法などについて議論します。創傷ケアから燃料フィルターに及ぶ次世代製品を含んだ幅広いナノファイバーのすべての応用領域にわたって議論がなされます。

ナノ技術は多くの領域で最新技術だと考えられていますが、その歴史は1800年代後半にまでさかのぼる事が出来ます。ナノファイバーは 1900年の初頭には最初の特許申請がなされていました。不織布、フィルター、薄膜、生命科学、バッテリーのセパレーター、衛生用品、保護衣服、食品包装や先端素材産業など、ナノファイバーの様々な形態や新分野を利用した製品が毎日登場しています。無機ナノファイバーは、バッテリー素材や燃料電池、触媒、光触媒、複合素材などの応用に非常に期待が寄せられています。

「確かにナノファイバーを使用している産業の多様性は印象的ですが、最も興味深いことは、お客様自身がそうしたナノファイバーのアプリケーションを開発しているということです。フィルター製品のお客様によると、ナノファイバー層のコストは、単位面積ごとにほんの少ししかかからず、年に数十億平方メートル消費するとしても、充分利点があるということです。顧客はコストを著しく削減するため、以前は不可能であった新素材、または既存の素材を置き換えるための新素材を作る事が出来ます。」とDonahueは言っています。

国際会議や発表者の名簿についてお知りになりたい方は、 www.nano3millennium.com を参照してください。

 

■ノースカロライナ州立大学不織布協会について

2007年設立。不織布と関連産業の研究、トレーニング、教育、学外教育、仕事、経済発展などを行う。国立科学財団によって 1991年に設立された最初の5つの州の産学連携研究センターのひとつである不織布共同研究センターが本拠地であり、不織布の教育と研究における世界的なリーダーを目指している。この活力に満ちた産業の様々なニーズに応えるため、製品開発や解析サービス、材料試験、評価分析など独自の最先端技術を提供している。