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上海万博でナノテクノロジーがチェコ共和国の新しいシンボルに

17.05.2010


エルマルコ社と「iQパーク」科学センター(双方ともチェコ共和国リベレツ)が上海万博2010で行った共同プレゼンテーションで、ナノテクノロジー、特にナノファイバーについて、チェコのリーダーシップが明らかになった。EXPO2010では、革新的なナノテクノロジーにおけるチェコの強い立場が、国際的なイベントで初めて明らかになった。

チェコ共和国のパビリオンで中核をなすのは、エルマルコ社のナノスパイダー製造プロセスの大型模型だ。ファイバーがシリンダー電極を持つガラスでできたタンクから舞い上がり、訪問者の頭上に位置する地球儀を覆っていく。この風景は、地球上の人間生活の質を向上させるナノファイバーの有益性を象徴している。

「5月17日(月)のチェコ共和国の国民の日、チェコは独創性や想像力、技術力で有名だがこれらを合わせたすべてが上海万博で体感できる。これには、産業界をリードするナノファイバー技術の実演が含まれている。ナノファイバーは、人類活動のすべての分野において、今まで夢にも思わなかった可能性の扉を開けた。チェコ共和国の会社が世界的リーダーなのは、素晴らしいことだ。」と、2010万博チェコ共和国参加のコミッショナー・ジェネラル・オフィスPRマネージャーのJiri F. Potuznikは述べた。

革新的なナノスパイダー電界紡糸(エレクトロ・スピニング)技術は、当初リベレツ工科大学で生み出されたものを基にして、エルマルコ社で開発された。ナノスパイダーの原理はとてもシンプルである。ヒトの毛髪の200分の1の細さの繊維が、ポリマーからノズルを使わずにシリンダー電極の表面に創り出される。エルマルコ社はラボでの研究開発レベルから工業規模の大量生産まで可能な電界紡糸機器を製造するパイオニアである。エルマルコ社はこの分野で世界唯一の電界紡糸機器の製造メーカーである。

「何百という世界中の会社や大学が、エルマルコ社の装置が可能にした応用分野に取り組んでいる。ナノテクノロジーによって、現行製品をより環境に優しいものにし、全ての人の生活の質を改善している。ナノファイバー素材は、空気清浄や飲料水処理に適した省エネフィルターや、よりパワフルな太陽電池、素早く効果的な傷口ケア用の独自の素材、損傷した細胞の代用品などの製造を可能にしている。ナノ技術におけるチェコ共和国の技術的に優れた能力を一般の人々に理解してもらうのに、このナノファイバーが可能にした世界の展示は有効な手段だ。」とエルマルコ社の創業者であり、代表でもあるLadislav Maresは述べている。

 

nanospider at EXPO2010