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シンガポール国立大学とナノファイバー共同研究を開始

14.12.2009


ナノファイバー量産化装置で世界をリードするエルマルコ社(チェコ共和国リベレッツ市、エクゼクティブ・ディレクター ラディスラフ・マレシュ、日本法人 エルマルコ株式会社 東京都多摩市、代表取締役社長:野本一夫)はアジアで最も評価の高い大学のひとつ、シンガポール国立大学(シンガポール、学長:Prof. Tan Chorh Chuan)とナノファイバーに関する共同研究プロジェクトを開始したと発表しました。

既に2009年3月エルマルコ社とシンガポール国立大学は、大量生産を視野に入れたナノスケールの新素材の開発や、両者が長年培ってきた経験・ノウハウの共有、学術界・産業界のネットワークの活用といった内容の覚書を締結しています。それに加え今回、共同研究協定を結んだことにより、ヘルスケア、エネルギー、環境関連の分野で、ナノファイバーの画期的な応用研究がなされることが期待されています。

世界には汚水を飲料水として飲まなければならず、多数の人々が苦しんでいる地域が存在します。

今回のシンガポール国立大学との共同研究では、ナノファイバー膜を使った水の濾過装置の開発も目的のひとつとしています。

エルマルコ社のエクゼクティブ・ディレクター ラディスラフ・マレシュ氏は、「水は現在も未来も貴重な資源です。そして世界規模で水質汚染問題は今後一層深刻なものとなるでしょう。ナノファイバー膜という新しい素材を使用した精度の高い濾過装置を開発することによって、安全な飲料水を確保することが使命だと感じております。」と述べました。

濾過装置以外にも、ナノファイバーを使用した色素増感型太陽電池(DSSC)や電気自動車のリチウムイオン電池の研究も行う予定です。

シンガポール国立大学副学長(研究戦略担当)であるシーラム・ラマクリシュナ教授は「この協定によって今後が非常に楽しみな関係をエルマルコ社と築けたと思います。」とコメントしました。

ラマクリシュナ教授は、再生医療や太陽エネルギーの捕集、水処理にナノファイバーを応用した第一人者として世界に広く知られる研究者です。

ラディスラフ・マレシュ氏は「ナノファイバーは今後の市場において高い付加価値をもった商材として重要な役割を果たすと確信しております。そのためにはこういった大学との共同研究は欠かせないものとなります。」と付け加えました。

■シンガポール国立大学について

1905年に設立されたシンガポールの総合大学。ニューズウィーク誌の世界大学ランキング(2006年)では36位(アジア3位)にランクされている。

グローバルな研究活動にアジアからの視点や専門性を加味した教育が特徴である。

http://www.nus.edu.sg/